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写真が浮かぶ空間を通り抜ける(カメラの使い方)

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写真が浮かぶ空間を通り抜ける_画像

AfterEffectsを使い始めて何となく基本的な使い方が分かってきたくると、ちょっと難しそうなもの挑戦してみたくなってくる。
よく見かけるのが、色んな写真やキャラクターなどが浮かぶ空間の中を飛び回る、みたいなやつである。
僕はこんなのを作りたくてしょうがなかった。しかし実力も何もその前に使い方さえ分かっていなかった頃である。
(今だってそんなによく分かっていないんだけど!)

やりたさが勝り、うっかりそんな仕事を引き受けてしまったら、まんまと徹夜である。
締め切りは朝まで!夜中に叫びつつ(心の中でね)ムカつきつつこんなのを作っていた思い出がある。

※完成ムービー

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stacks_image_504FF804-23B1-497E-B414-CF68AF757A08

カメラレイヤーとヌルオブジェクトを作る

まずは新規コンポジションを作り、早速カメラレイヤーとヌルオブジェクトを作る。
(レイヤー→新規→カメラ)
(レイヤー→新規→ヌルオブジェクト)

※コンポジションの設定
Comp
compNEW

この時に
カメラの「親レイヤー」をヌルオブジェクトに設定する。
さらに、ヌルオブジェクトを3Dレイヤーに設定してくれ。
今回は皆3Dレイヤーに設定していく。
ちなみにヌルオブジェクトとは何か?とは聞かないで欲しい。
だってよく分からないから(笑)調整レイヤーのように、透明なレイヤーで間接的に効果をつける用途のものだとは思うのだが、
じゃあ調整レイヤーとの違いは何だ?と言われると分からない。
ある時、こうした方がいいと教わって以来こうしている(笑)
後で説明するが、こうした方が比較的カメラの移動を設定する時にやりやすいようである。

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stacks_image_B631285E-5E0E-48B7-8BD2-BBC5BCAA6452

写真を読み込む

次に配置したい写真を読み込んでいく。
(ファイル→読み込み→ファイルもしくは複数ファイル)

Timeline_Picture

今回はさしあたって10枚の写真を用意した。(640×480ピクセル)

今回サンプルとして使用している素材は
【フリー写真素材 Futta.NET】 http://www.futta.net/
有り難うございます!

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stacks_image_E427DE7B-7F7C-4EC7-8133-EC2C4DA14EE2

写真を配置しようぜ

続いて写真を配置していく。
この時にコンポジションウィンドウを2画面(アクティブカメラとトップビュー)にすると
状況が把握しやすい。

Cam&byu

コンポジションウィンドウの下の方にある「1画面」とか書いてあるところをクリックすると「2画面」や「4画面」などを選ぶことが出来る。
ちなみに右に表示されているのが「アクティブカメラ」左に表示されているのが「トップビュー」
トップビューとは上から見ている、つまり俯瞰した画である。
下の三角になっているのがカメラの視野角(見えている範囲)
上の横一文字が写真が10枚重なっている状況である。(あ〜分かりづらい)
この写真をバラバラに移動して配置していく。

とりあえずカメラをもう少しひいて、一番のロングショットの構図を作ることにした。
カメラの位置を移動するには、ヌルオブジェクトの位置を変える。
先ほど、カメラとヌルを親子関係にしているので、
ヌルを動かすと一緒にカメラも動いてくれるというわけである。

nuru_position

longshot

ヌルのZ位置を0から-870に変更した。
先ほどと比べるとカメラが少し後ろに引いたのが分かるだろうか?

このアングルで写真が画面一杯バーッと並んでいるように配置したい。

Haiti1

少し見づらいのだが、上の写真のトップビューに薄紫色の横一文字が並んでいるのが分かるだろうか。
10枚の写真がカメラに向かって、奥行きがあるように並んでいるということなのである。
アクティブカメラの方を見てみると、遠くに行けば行くほど小さく映っている(当たり前だけど!)
段々それっぽくなってきたではないか!

ちなみに写真を移動するときには選択ツール(ショートカットはV)にして
直接写真をクリックアンドドラッグして位置を調整していく方がやりやすいかと。
数値を打ち込んで、移動していこうとすると最初は感覚がつかみづらいかもしれない。
選択ツールで写真をクリックするとXとかYとかZと表示されると思う。
Xとはアクティブカメラの画面で見て、向かって横軸を指す。
Yは向かって縦軸、Zは奥行きである。
なんのこっちゃ?と思うかもしれないが、これこそ習うより慣れろかもしれない!


ちなみに10枚の写真は下の数値のように設定した。

haiti2

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stacks_image_E07D47AF-FC5B-4E8A-915F-8A1F4149FC6A

カメラに動きをつける

写真を配置するの、しんどくなかっただろうか?(笑)
僕の場合は、深夜にまずそこで叫んでいた。(繰り返すけど心の中での叫びね)しかし慣れるしかない気がする。

さて、カメラに動きをつけよう!
これが出来るとぐいぐい面白くなってくるはずである。

cam_posi1

ヌルの位置にキーフレームを打っていく。
0秒では 360,4634,-870
1秒のところで 360,240,-870
3秒のところで 360,240,8000
に設定した。

どういうこっちゃと思われるだろうが、ここでもう一度完成ムービーを見直して頂きたい。
・写真の大群の下の方にカメラがいる状態からスタート。(0秒時)
・そしてそのまま上昇し写真の大群に遭遇(1秒)
・そんでもって、写真の群れの中を通り抜けて(1秒から3秒)
・当サイトのロゴが出てきたところでストップ(3秒時)

なんとなく分かって頂けただろうか?
(参考までにスタート0秒時のアクティブカメラ。画面は真っ暗だけど、上の方に写真が沢山配置されていることが分かりますね)
0sec

ここでやってみると分かるのだがヌルとカメラを親子関係にしていないと
非常にカメラの位置の調整は果てしなくめんどくさい。
トランスフォームの「目標点」と「位置」の両方を設定しないと
カメラがあらぬ方向を向いたりして、カリカリ、イライラ。しまいにはそこら辺にあるものをひっくり返したりする(そんな気持ちになるのだ!)
さらに「方向」などの調整をしだすとカオスである。世の中は混沌に包まれ、子供は泣き叫ぶのだ!
…言い過ぎたが、深夜納品に追われこんなことをやっていると身が持たない。
しかし僕はこの「カメラとヌルの万歳万歳快適皆が幸せ正しい親子関係システム」に慣れてしまったので
あんまり使っていないのだが、その打開策として「軌道カメラツール」を選択し
(↓これね)
kidou_cam
直接コンポジションウィンドウのアクティブカメラ画面で、ぐりぐりとドラッグして調整していくやり方もあるようである。(当然といえば当然だろうが)
ショートカットのCで切り替えつつ、ぐりぐりとやっていくと自動的にキーフレームが「目標点」と「位置」
に打たれ、これはこれでやりやすい。先言って!まじで!(口の端から泡吹きながらのイメージ)というのが僕の本音である。


ちなみにキーフレームの形が、菱形ではなく、丸になっていたり、矢印っぽくなっているのは
「イージーイーズ」などをかけているからである。
(キーフレームを選択→右クリック→キーフレーム補助→イージーイーズやイージーイーズインなど)
これも色々試してみると分かるが、カメラの動きがなめらかになったりする。
(と、なんとなくしか説明していないのは何故かというと僕も研究中なのである!)

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stacks_image_962B290D-C0B7-4221-945D-9FDCE4FB1372

モーションブラーを設定

忘れてはいけないのが「モーションブラー」である。
タイムラインウインドウの上の方に
丸が重なっているマークがあると思う。
それをクリックしONにする。

motionblur

さらに全てのレイヤーのモーションブラースイッチをONにする。
するとどうであろうか、プレビュー再生してみると、いい感じで写真がぶれてスピード感が出てきたのではないだろうか!
これはかなり必須の設定である。

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stacks_image_7A478495-87A3-48AB-9C59-EA40FE691C9D

オマケ

これはオマケだが、当サイトのロゴはこの位置で設定している。

logo_posi

さらにエフェクトの「CC Light Sweep」を使ってキラーンとさせているが、
これは別のチュートリアルで説明しているのでそちらを参考にして頂きたい。
タイトルロゴをキラキラと輝かせる



※完成ムービー



テンプレートとして活用できるようプロジェクトファイルも載せておきます。
(著作権の関係上、写真は全て平面レイヤーに色をつけたものに差し替えています)

平面レイヤーを自分の写真に差し替えてみよう!
(平面レイヤーを選択して、altキーを押しながら、差し替えたい写真を選択したレイヤーにドラッグアンドドロップすると簡単に差し替えられるのだ)
その際は写真のサイズは640x480ピクセルで使って下さい。
簡単にオリジナルムービーが出来るのだ。う〜ん素晴らしい!


※プロジェクトファイルをダウンロード

(AfterEffectsCS3)


※注意
配布しているプロジェクトファイルは、個人利用、商用利用ともに可能ですが、販売・再配布することは禁止します。

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